電動自転車の補助金 東京都版

電動自転車の価格は年々上昇しており、子乗せ自転車では20万を超える値札を見ることも。
出費が多い子育て中の方などには大きな負担かと思います。
購入の大きな金銭的負担も補助金が活用できればお得に電動自転車を手に入れることができます!
この記事では、東京都で電動自転車の補助金を実施している自治体を紹介します。
東京都で電動自転車の補助金を実施している自治体
結論から言うと、東京都で電動自転車の補助金制度を実施しているのは、葛飾区のみです!
補助金は主に各区市町村レベルでの独自予算、内容となっています。
実際に葛飾区での実施内容を見ていきます。
葛飾区が実施している子乗せ自転車購入助成
概要
| 項目 | 内容 |
| 助成内容 | 子ども2人乗せ自転車や関係物品の購入費用の半額を助成 |
| 助成上限額 | 5万円 |
助成対象者の要件
| 要件 | 詳細 |
| 居住地・養育条件 | 購入日及び申請日において、葛飾区に在住し、同一世帯の小学生未満の子どもを1人以上養育していること |
| 過去の助成歴 | 申請日において、本人または同じ世帯の方が、過去3年以内に本事業の助成を受けていないこと |
| 小学生未満の定義 | 生まれた日から6歳になった日以降の最初の3月31日まで |
助成額
| 項目 | 内容 |
| 助成金額 | 購入金額の2分の1 |
| 上限額 | 5万円 |
| 端数処理 | 100円未満は切り捨て |
| 購入金額に含まれないもの | ・組立費用等の付帯費用<br>・ポイント・クーポン利用額<br>・助成対象外製品の購入金額 |
助成対象製品
| 製品 | 条件 | 助成対象個数上限 |
| 幼児2人同乗基準適合自転車本体 | ・新品 ・令和7年4月1日以降に対象店舗で購入 ・BAAマークと幼児2人同乗基準適合車マークの両方あり ・防犯登録必須 | 1台 |
| 幼児用座席 | ・新品 ・令和7年4月1日以降に対象店舗で購入 ・SGマークあり ・防風雨シートカバーは対象外 | 幼児人数分 |
| 幼児用ヘルメット | ・新品 ・令和7年4月1日以降に対象店舗で購入 ・SGマークあり | 幼児人数分 |
| メーカー純正バッテリー | ・新品 ・令和7年4月1日以降に対象店舗で購入 ・電動アシスト付き幼児2人同乗基準適合自転車対応 ・充電器は対象外 | 1個 |
| 防犯登録料 | 上記自転車本体を購入した際のもの | – |
購入対象店舗
| 項目 | 内容 |
| 対象店舗 | 葛飾区内に店舗を有する自転車販売店 |
| 補足 | ・葛飾区内にある大型量販店の支店も対象 ※ネット購入は助成対象外(店頭受け取りも含む) |
助成対象外となるケース
令和7年4月1日より前に購入したもの
ネット購入(店頭で受け取るケースも含む)
他の補助金を既に受けている製品
新品以外の製品
電動自転車の補助金以外の自治体の制度
補助金で購入する以外にも自治体独自の制度で電動自転車を利用できるケースがあります。
その一例をご紹介します。
千代田区
名称:チャイルドシート付自転車コミュニティサイクル実証実験
概要:
シェアサイクル大手のHELLO CYCLINGと協力し、区内の専用ポートで子乗せ電動自転車を借りられる制度です。
※実証実験とあるので、期限があるものかと思われます。
料金:利用開始30分まで200円(税込み)、延長15分ごと200円(税込み)、12時間まで3,000円(税込み)
国立市
名称:幼児同乗用(親子向け)自転車貸出事業
概要:
子乗せ自転車を無料貸し出し。(非電動)
・幼児1人同乗用自転車(ブリヂストン bikke2) 1台
・幼児2人同乗用自転車(ブリヂストン bikke2) 1台
料金:無料
補助金以外の選択肢、ノルーデのサブスク
サブスクは初期費用は少なく、購入すると高価な電動自転車も無理なく導入することができます。
購入した場合とノルーデを比較してみます。
| 項目 | 購入 | サブスク(ノルーデ) |
| 使う期間 | 5年以上の長期利用向け | 1か月の短期〜長期利用まで |
| 費用 | 初回に10万〜20万円程度が必要 | 初回1万円程度(配送費など含む)、 月額 1,990円~ |
| メンテナンス | 自分で対応 ※参考:前後タイヤ交換で1万5千円程度 劣化バッテリー交換購入:4~5万円 | ノルーデは持ち込み工賃無料(出張費別) 劣化バッテリー交換無料 |
| 盗難 | 盗難保険(金銭や7割の金額で再購入など) ※再度新車を買う必要あり | 盗難オプション(賠償金免除、代車提供) ※代車提供で日常の移動に大きな穴を空けない |
| ライフスタイル変化 | 処分、買い替えが必要 | 車体変更が可能 子ども一人乗せ→二人乗せなどが可 |
| おすすめな人 | トータルコストをとにかく安くしたい方 自分で自転車の管理やメンテができる方 多少自転車がボロボロになっても気にされない方 | めんどくさいことは任せたい方 常に安全な車体に乗りたい方 盗難対策をしっかりしたい方 子どもの送迎、通学など自転車利用の期間が決まっている方 |
まとめ
東京では電動自転車の補助金制度が少なく、利用者が自分たちで準備する必要があります。
購入する以外にもノルーデの様な電動自転車のレンタルサービスもあるので、ご家庭の状況に合わせてご検討ください。