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電動アシスト自転車を安全に乗るために!安全整備士が教える点検ポイント

電動アシスト自転車は、誰でも簡単に20km/h程度のスピードで走行できるというメリットがある反面、普通の自転車よりも重量があり、万が一にも「ブレーキがきかない!」なんてことがあれば運転者の方も周りの方にとっても危険なものとなります。
ノルーデでは電動アシスト自転車を安全に乗ることができるように、「自転車安全整備士」の資格を持つ自社スタッフが中心となり、1台1台丁寧に点検・整備した上でお引渡ししております。

写真で見る電動自転車の点検ポイント

POINT 01ハンドル周りの点検

ハンドル、ステムの固定
ハンドルの固定が緩んでいると、段差を超えた衝撃でハンドルの角度がずり下がってしまったり、タイヤの向きに合わせ中心に固定されていないと真っすぐ走れなくなり最悪の場合落車してしまいます。
確認ポイント
走行中ズレないようにしっかり固定されているか、まっすぐ走れるように中心が合っているか精度にもこだわり確認します。
ブレーキレバーの固定、ベルの固定、動作確認
ブレーキの装備は法律でも定められており、安全走行する上で確実な動作が求められます。緩んでしまうと思い通りに減速、停止ができず大変危険です。ベルについても、装着が義務付けられており確認が必要です。
確認ポイント
ブレーキレバーは強く握っても動かないよう固定されているか、左右均等になっているか確認します。
ベルについても固定されているか、しっかりと鳴るか確認します。

POINT 02サドル、クランク、ペダル回りの点検

サドルの固定
サドルの取り付けが緩いと、ハンドル同様に段差を超えた衝撃で低くなってしまったり、向きが変わってしまいます。
確認ポイント
乗っているうちにズレないように固定されているか、シートポストの挿入量は適正かなど確認します。
クランク、ペダルの固定
走行中にクランク(車体とペダルを繋ぐ部分)やペダルがガタついてしまうと左右のバランスが崩れふらついたり、足を踏み外してしまう危険性があります。
確認ポイント
クランクに曲がりはないか、ペダルを漕いでいるうちに外れないようしっかり固定されているか確認します。

POINT 03車体後方部の点検

鍵の動作確認、固定
確認ポイント
問題なく施錠・開錠できるか、使用しているうちに位置がずれないよう固定されているか確認します。
リアホイールの固定及びフレ、ガタ確認
ホイール(車輪)の固定が緩んでいたり、振れてしまうと真っすぐ走れなくなってしまったり、必要以上にタイヤに負担がかかり転倒やパンクのリスクが上がってしまいます。
確認ポイント
車輪がちゃんと固定されているか、フレていないか、スポークにゆるみ・変形がないか、しっかり回るか確認を行います。

POINT 04車体後方部の点検

チェーンの調整、動作確認
チェーンの張りは多少の遊びが必要ですが、緩みすぎていると外れやすくなります。
確認ポイント
適切な張りか、チェーンが固まっていないか、しっかり回るか確認を行います。
変速機の調整、動作確認
変速機(ギア)もワイヤーが伸びてしまったり、ディレイラーの設定がずれていると思い通りに変速ができなくなってしまいます。
確認ポイント
内装式は主にワイヤーの張りを、外装式はディレイラーの設定とワイヤーの張りが適切でしっかり動作するか確認を行います。
また、使用が長いものに関しては内部を分解しオーバーホールを行っております。

POINT 05車体前部の点検

フロントホイールの固定及びフレ、ガタ確認
確認ポイント
後輪同様にしっかりと固定されているか、フレ、ガタ、スポークに異常がないかを確認します。
フロントブレーキの調整、固定(シュー調整含む)
確認ポイント
リアブレーキ同様に動作に問題がないか、しっかりと固定されているか、ブレーキシューが適切な位置に設置されているか、溝があるかを確認、調整を行います。
※一部ディスクブレーキを使用している車体は、固定、動作確認とともにディスクとパッドが干渉していないかなどを確認します。
かごの調整
かごもしっかりと固定されていないと、衝撃でずれてしまう可能性があり、荷物を積んでの走行は大変危険です。
確認ポイント
左右にズレていないか、各部ねじのゆるみがないか確認をします。
アシストの通電確認、ライトの位置調整
電動アシスト自転車は通電しないとただの重たい自転車になってしまいます。
また、ライトの装着は法律でも定められており安全面でも必須の装備です。
確認ポイント
スイッチを押して電源が入るか、正常にモードの切り替えができるか確認します。
また、ライトの動作確認と位置調整も合わせて行います。
ハンドルロックの動作確認(装備車)
電動アシスト自転車のハンドルロックは、駐輪時のハンドルのふらつきを抑え、荷物やお子様の乗せ下ろしに大変便利です。
確認ポイント
ハンドルロック装備車については、正常に動作するか確認を行います。

POINT 06タイヤの空気圧、キズの確認

タイヤの表面にキズや過度の摩耗があったり、空気圧が足りないとパンクする確率が高くなります。

確認ポイント
前後タイヤとも表面に問題がないか、適正な空気圧が入っているか確認します。

POINT 07試乗による安全確認

全ての点検が終わった後に試乗を行い、違和感がないか最終確認を行っています。

ご自宅でできる簡単な安全点検

電動アシスト自転車は、誰でも簡単に20km/h程度のスピードで走行できるというメリットがある反面、普通の自転車よりも重量があり、万が一にも「ブレーキがきかない!」なんてことがあれば運転者の方も周りの方にとっても危険なものとなります。
ノルーデでは電動アシスト自転車を安全に乗ることができるように、「自転車安全整備士」の資格を持つ自社スタッフが中心となり、1台1台丁寧に点検・整備した上でお引渡ししております。

電動アシスト自転車の日常点検ポイント

全体
過度に汚れていないか、汚れていると異常に気付きにくくなります。
ブレーキ
前後とも正常に効くか。
タイヤ
空気は十分に入っているか、表面にキズはないか。
ハンドル
曲がったり、緩んでいないか。
ライト
曲がったり、緩んでいないか。
反射板
汚れたり割れたりしていないか。
ベル
ちゃんと鳴るか。

整備不良による主な交通違反

点検を怠ると、安全面の危険だけではなく交通違反にもなってしまうので、注意しましょう。

制動装置(ブレーキ)不良自転車運転
5万円以下の罰金【道路交通法第63条の9第1項】
無灯火運転
5万円以下の罰金【道路交通法第52条第1項】
反射機材等の装備義務違反
5万円以下の罰金【道路交通法第63条の9第2項】
警音器装備義務違反
5万円以下の罰金【道路交通法施行細則第10条第2項】

電動アシスト自転車に異常があったらNORUDE、またはお近くの自転車店へ

NORUDEのご契約者様は、当社へお持ち込みいただければ無料点検(注1)させていただきます。
日常の点検や乗っていて違和感がある場合は、すぐにプロの整備士に点検してもらい、安全に乗りましょう。

(注1)点検後、修理となりパーツ交換が必要となった場合、工賃は無料ですがパーツ代が発生します。