「電動アシスト自転車って楽そうだけど実際どうなの?」今まで利用する機会がなかった方向けに、電動アシスト自転車の特徴を紹介します!
「電動」なのでバッテリーが付いており、定期的な充電が必要です。
ただ、人気モデルのViVi DXなどは1回の充電で約100km(ロングモード)走ることができますので、選ぶ車種、利用する距離によっては1週間に1度程度の充電でも足りてしまいます。
「毎日の充電が苦にならない」「充電がめんどくさい」などの理由も、 自転車(バッテリー容量)選びの参考にしてください。
また、ほとんどのモデルにバッテリーを利用するライトが搭載されているので、「ライトの充電忘れた!」ということもなく暗い夜道も安心して乗ることができます。
※距離はメーカー情報を参考にしております。
「電動アシスト自転車はスピードが出そう」と思われる方もいるかと思いますが、 実はアシストされるのは時速24km未満までと道路交通法で制限がかけられています。
速度に応じてアシスト比率が下がることで意図せずすごいスピードがでてしまうということも無いので安心して乗ることができます。
※10km/hまでは人がペダルを漕ぐ力を1だとすると、アシスト力は2まで、10km/h以上は24km/hまで徐々に比率が下がります。
自転車を乗る上で一番足に力が必要な発進時からアシストが掛かるので、 普通の自転車と比べ平地で荷物がない状態でも足への負担が軽くなります。
但し、思い切り踏み込むと急発進してしまいますので、周りに注意を払い、慣れないうちは意識してゆっくり踏み込むようにしましょう。
久しぶりの自転車などで不安な場合、引き渡し担当の整備士にご相談ください。
電動アシスト自転車は、アシスト機能やライトを利用するためにハンドルに付いているスイッチを使います。スイッチはメーカーや車種、年式により色々なデザインがありますが基本的な操作方法は共通していますので、パナソニック、ヤマハのスイッチの写真を見ながら操作方法をご説明します。
・タイヤの空気圧、ブレーキの確認
タイヤは十分に空気が入っているか確認してください。空気が入っていないとタイヤの回転がスムーズではなくなり、ペダルが重く感じます。
ブレーキも前後ちゃんと効くか、緩んでないか事前に確認しましょう。
ブレーキに違和感を感じたら自転車店で点検してもらってから乗りましょう。
・ヘルメットは乗車前に装着
特にお子様をチャイルドシートに乗せる場合、停車中の転倒リスクがあるので、事前にヘルメットを着用してから、
乗せてください。
・ヘルメットは乗車前に装着
特にお子様をチャイルドシートに乗せる場合、停車中の転倒リスクがあるので、事前にヘルメットを着用してから、
乗せてください。
・必ず平らな場所で乗り降りを行う
傾斜があるところだとバランスを崩して自転車が転倒してしまう可能性があります。
特にお子様を乗せ降ろしする際や、カゴに荷物を積んでいる時は注意してください。
駐輪場でも、必ず乗せ降ろしを行ってから駐輪スペースに入れるようにしてください。
・両足を地面につけた状態で、電源オンにする
ペダルに足を置いた状態で電源をオンにしてしまうと、予期せぬアシストで誤発進、転倒の恐れがあります。必ず両足を地面につけた状態で電源をオンにしてください。
・「ケンケン乗り」は行わない様にしましょう。
ペダルに片足を乗せてからサドルに座る「ケンケン乗り」は絶対にやめましょう。
サドルに座る前にアシストが効いてしまい、バランスを崩しやすく大変危険です。
・車間距離を十分にとる
自分の想定以上にアシストが効いてしまう可能性があるので、歩行者や前を走っている自転車とは、十分に距離を取って走りましょう。
・歩道での走行は注意
電動自転車誰でも簡単にスピードが出せてしまいます。歩道を走らざるを得ない場合は、できるだけゆっくり走り、歩行者とは十分に距離を取って走行しましょう。
・信号での停車時の待ち方
停止中は必ず両足を地面につき、ブレーキを握っていてください。ペダルに足を置いた状態だと、急にアシストが効いて誤発進してしまう可能性があり危険です。
・Uターンは注意
狭い場所や人がいる場所でのUターンは危険です。Uターンをしなければならない場合も、予期せぬアシストがかかってしまう可能性があるのでペダルには足を置かないようにしましょう。
電動アシスト自転車は重量が重たいので、Uターン時に自転車を傾けさせすぎてしまい、車体を支えられない可能性があります。
・ブレーキ(減速)を意識しましょう
電動自転車は普通の自転車と比べてかなり重たく、ブレーキを掛けてもすぐには止まりません。特に下り坂や雨が降っているときなどはいつもよりも早めにブレーキをかけるようにしましょう。