5月の事故にご注意!

5月はサイクリングにも最適な季節です。新生活にも慣れてお出かけに行く機会も多いのではないでしょうか。
警視庁のデータによると、新年度が始まる春のシーズンに、自転車事故が全国的に増加する傾向があります。
毎年5月は自転車月間に定められていますので、交通事故の被害者加害者にならない為に今回は、自転車事故の原因と対策についてご紹介します。
自転車事故の状況

警視庁の「自転車関連事故件数の推移」によると令和6年中の自転車関連の事故の件数は67,531件と発表されています。
自転車事故の特徴として事故の相手当事者の調査では自動車が約75%を占めています。
また自転車と自動車の事故の内、出会い頭に衝突による事故が約半数以上を発生しており、自転車側の安全府確認や一時不停止等の違反も多くあると発表されています。

警視庁”出典と引用「自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転~」自転車関連事故の推移と特徴等”https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/info.html(参照2025/5/15)
交通事故に遭わない為に

出会い頭の事故を防ぐために交通ルールを守って走行しましょう。
見落とされがちな自転車の交通ルールをご紹介します。
1.夜間の無灯火運転
夜間や視界の悪い環境では、自転車が走行していることに気付きにくいため、前方のライトの点灯と後方は反射板の取付又はライトを点灯を行ってください。
無灯火のまま走ることで自身の視界も悪くなり、車や人との接触事故の原因となります。
2.一時停止無視
交差点で止まらずに侵入し、車や歩行者と接触する場合があります。
交差点に入る場合は一度停止し、周囲の安全を確かめてから走行しましょう。
3.歩道の走行
自転車は公道を走るのがルールとなっており、車と同じように左側通行がルールとなります。
歩道と車道に分かれている場所では必ず車道を走行してください。
その他、スマートフォンを操作しながらの運転やイヤホンをつけながら等のながら運転ももちろん禁止されています。
自転車には様々なルールがあります。
公道での乗り方等を説明したブログもございますのでよろしければ併せてご覧ください。
子どもの自転車事故も5月に増加

小学生の自転車による事故も5月に急増します。
大人より視野の狭いため、周囲の確認を行わないまま飛び出すこともあります。
子どもが事故の加害者、被害者にならない為にも交通ルールをきちんと伝えてることが大切です。
また、自転車事故の被害のリスクを軽減することが出来るため、ヘルメットを必ず着用しましょう。
まとめ
自転車月間の間は各警察や自治体が交通事故防止の為、交通ルールの周知や正しい乗り方講習等、全国的に取り組みを行っていますので、よろしければ「地域の警察名 自転車月間」で調べてみてくださいね。
ルールを守って安全に電動アシスト自転車をご利用ください。