タイヤの空気圧にご注意を!夏の自転車のタイヤトラブルについて

タイヤの空気圧にご注意を!夏の自転車のタイヤトラブルについて

最近は30℃を超える日も続き、いよいよ夏本番ですね。
暑さが厳しいこの季節、実は電動アシスト自転車も夏の影響を大きく受けるということをご存知でしょうか?

今回は、夏場に増える「パンク」や「タイヤのトラブル」を防ぐためのポイントをお伝えします!

夏はパンクのリスクが高まる!

気温が上がると、タイヤの中の空気(空気圧)も膨張します。
適正な空気圧を超えてしまうと、タイヤのゴムに負荷がかかり、以下のようなトラブルが起きやすくなります。

  • タイヤが破裂する(バースト)
  • チューブが傷つきパンク
  • リムとの接触による損傷

特に電動アシスト自転車は一般の自転車よりも車体が重いため、タイヤへの負担が大きいんです!

夏場のタイヤトラブルを防ぐための3つのポイント

①【空気圧の確認は月2回が理想】

多くの人が空気をたくさん入れると安心しがちですが、
空気を入れすぎても、入れなさすぎてもパンクの原因になります。

  • 空気が少ない → リム打ちパンク(段差でタイヤがつぶれて穴が空く)
  • 空気が多すぎる → バースト(高温でさらに膨張しタイヤが破裂)

▶ 対策
月に2回程度、空気入れのゲージを見ながら調整しましょう。
・「適正空気圧」はタイヤの側面に刻印されているのでチェック!

②【直射日光を避けた場所に駐輪を】

真夏の昼間、炎天下に自転車を長時間停めておくと、タイヤ内部の空気が猛烈に熱されます。
場合によっては50℃以上になることもあり、これがゴムの劣化や空気の過膨張につながります。

▶ 対策
・できるだけ屋根のある駐輪場や日陰に停める
・カバーをかけるだけでも直射日光を和らげられます

③【異物によるパンクにも注意】

夏場は、道路のアスファルトが柔らかくなり、小石・釘・ガラス片などがタイヤに刺さりやすくなる時期でもあります。
また、祭り・花火大会などのイベント後はゴミが増え、針金や金属片が落ちていることもある為ご注意ください。

▶ 対策
・走行前や週末などにタイヤの表面に異物が刺さっていないか確認
・側溝・工事現場・イベント会場付近は慎重に走行

まとめ

夏は外出が楽しくなる季節ですが、気温の上昇に伴い自転車にも注意が必要です。
日頃の点検とちょっとした工夫で、トラブルを未然に防ぐことができますので対策していただけますと幸いです。

ぜひこの夏も、安全・快適な電動アシスト自転車ライフをお過ごしください!