冬場の事故にご注意ください!
警視庁が発行している「令和5年における交通事故の発生状況について」によれば令和元年から5年間、1年を通して交通事故の発生率が多い月は12月となっております。
下記、警視庁のデータを元に作成した過去3年分のグラフとなりますが、赤い丸で囲んでいる12月が1年の中で一番高くなっていることが分かります。
ではなぜ12月に事故が増えるのでしょうか。
12月に事故が多い原因を詳しく解説いたします。
1.日の入りが早い
12月は日照時間が1年の中で最も短い月となります。
夕方にかけて徐々に暗くなり、視界が悪い状態の時間が長いことが、事故の多さにつながっています。
外が暗くなってきたら、時間に関係なく必ず自転車のライトを点灯して走行し周囲に注意して走行してください。
2.交通量の増加
12月は年末年始の準備等、外出の機会が多く交通量も増加します。
車以外にも人や自転車の数も増えますので、その結果事故の発生につながります。
自転車は車のなかまとなりますので、歩道と車道の区別のあるところは基本的には車道を左側通行となっております。
交通ルールを守って安全に電動アシスト自転車をご活用くださいね。
3.気温の低さ
気温が下がり、寒い中自転車を走行していると、手がかじかんだ経験はあるのではないでしょうか。
寒さにより家路に急ぐ気持ちや手をポケットに入れての走行等、冬は危険な走行をついしてしまいがちです。
2024年12月8日に自転車と歩行者の事故についてのニュースがありました。
自転車に乗っていた女子高生と歩行者の男性がぶつかり、男性が死亡したとのことです。
原因は「寒くて下を向いていた」と説明されています。
防寒対策グッズをご活用ください
寒い冬でも自転車で外出するために、防寒グッズが沢山売られています。
例えばハンドルカバー(上記画像参照)は冷たい風を防げる為、冬の走行にはおすすめです。
その他にも防風の手袋やレッグカバーなど、寒さを気にせず走行できるグッズがありますので、防寒対策をしっかりと行い安全運転を心掛けましょう。
まとめ
自転車と自動車の事故も多く発生する為、反射板やライトをしっかり付けて周囲に自分の存在を知らせ事故に遭わないようにお気をつけください。
同時に、自動車のなかまとして加害者にならないようしっかりと対策をして冬も電動アシスト自転車で快適にお出かけいただけますと嬉しい限りです。
これからも素敵な電動アシスト自転車ライフをお過ごしくださいね。