ひったくりにご注意ください

ひったくりにご注意ください

2025年2月24日~26日のわずか3日間で埼玉県で12件ものひったくりがあり、ニュースになっていたことはご存じでしょうか。
2025年3月10日に様々な市をまたいでひったくりを行った16歳の少年が逮捕されました。
バイクに乗った犯人が後ろから近づき、追い抜きざまに自転車のカゴに入れていた荷物をひったくっていくという手口だったとのことです。

荷物を自転車のカゴに何気なく入れてしまいますが、そのかばんを誰かが狙っているかもしれません。
今回はひったくり被害に遭わない為の対策についてお伝えします。

自転車乗車時のひったくり対策

1.自転車のカゴにはひったくり防止のカバーを取り付ける

自転車の前かごや後ろカゴに取り付けるカゴカバーはひったくりの防止や雨対策にも使えます。
カバンの持ち手がカゴから飛び出していると、ひったくり犯から狙われやすくなります。

かぶせるだけのカバーや巾着型、ファスナーで占めるタイプ等色々ありますが、防犯には上部がきちんと閉まるタイプをおすすめしています。

※注意
カバンの持ち手を自転車のハンドルにかけておけば大丈夫と思いがちですが、カバンごと自転車も引っ張られて転倒してしまう可能性がある為とっても危険です!
怪我をしない為にもカバーを是非ご活用ください

2.周囲に注意して運転する

スマートフォンを見ながらの運転やイヤホンをつけたままの乗車は周囲の状況への注意力がぐんと下がります。
周囲の音をきちんと聞いてとっさに反応出来るよう、バイクや車が近づく音がした際、振り返る等ひったくりの被害に遭わないよう対策をしてくださいね。

3.明るい道を選んで通る

日が落ちて暗くなってきたら、遠回りになったとしても街頭のある明るい道や人通りの多い道を選んで通りましょう。
また、歩道と車道を分離する柵がある道を押して歩くのも対策の一つとなります。

※注意
自転車が走行を許可されていない歩道を走るのは道路交通法違反になります。
ひったくり対策で柵の中を走る際は自転車も通行可能か確認し、走行不可の場合は歩いて利用するようにしましょう

まとめ

警察が発表している『全国の過去10年間の刑法犯 認知・検挙状況』によると令和6年の1年間でひったくり被害が567件となっています。
もし被害に遭ってしまった場合やひったくりを目撃した場合は無理に追いかけず、バイクのナンバーや逃走方向や犯人の特徴を出来るだけ覚え、すぐに110番通報してください。

「自分は大丈夫」と思わず、きちんと対策をしてひったくりに遭わないようにすると共に、怪我や事故がないよう安全運転を心掛け、今後も安全に電動アシスト自転車をご利用くださいね。