タイヤの空気圧について

9月に入り、朝晩は少しずつ涼しくなってきて通勤にもお出かけにも最適な時期が近づいてきていますね。
自転車を快適に走る為に欠かせないのがタイヤの空気圧です。
「空気をたくさん入れておけば安心」「多少少なくても走れるから大丈夫」と思っていませんか?
実は、空気の入れすぎも少なすぎもトラブルの原因になるんです。
◆空気を入れすぎるとどうなる?

・タイヤがパンパンに膨らむとクッション性が下がり、タイヤが硬くなる事で、ちょっとした段差でもパンクしやすくなります。
・タイヤ接地面積が中央に偏り、早期摩耗の原因となります。
・タイヤやチューブに負荷がかかり、走行中に破裂する可能性があります。
◆空気が少なすぎるとどうなる?

・電動アシストが常に強く働く為、バッテリーの消費が早くなります。
・タイヤのクッション性が下がり、路面の振動が伝わりガタガタしたり、ハンドルが取られる等、走行が不安定になります。
・空気が少ないことでタイヤとチューブの間に隙間が出来、タイヤの中でチューブが中でずれてしまったり、劣化の原因となります。
◆実際の事例

先月弊社にて修理した事例では、”空気を入れてしばらくして、「パァーーーン!!!」という爆音がして、見るとチューブが破裂していた。”というお問い合わせがございました。
原因は空気の入れすぎとなります。外気温が暑い時期は特にチューブの中の空気も膨張してしまいます。
まだまだ暑い日が続いていますので、空気の入れすぎにはご注意ください。
まとめ
電動アシスト自転車は走行にアシストが効く影響でタイヤの状況に気づきずらくなります。
適正空気圧はタイヤ側面に記載されています。
月に2回は空気圧の確認をして、快適に電動アシスト自転車をご利用くださいね。